医療法人解散と医療法人個人成り手続き代行 東京 横浜 埼玉 千葉

個人成り希望の医院様 医療法人譲渡事例

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■ 行政書士 柏崎法務事務所 医療法人売買+個人成りサポート顧客事例
 - 奥村歯科医院(神戸市)



画像の説明


神戸市で開業する奥村歯科医院(旧・医療法人 オーラリア 奥村歯科医院)は、
2022年3月、柏崎法務事務所のサポートを受け、
医療法人からの個人成りを無事に終えました。

医療法人からの個人成りが原則として認められない兵庫県で、
あえて個人成りに挑んだ理由と、

実際に個人成りまでこぎつけることが出来た経緯を、
院長・奥村秀樹先生にお話しいただきました。

目次
1.行政書士 柏崎法務事務所への相談内容;医療法人の個人成り
2.医療法人から個人クリニックに戻った理由
3.県庁は「個人成は認めない」。さらに税理士と弁護士で割れた見解
4.行政書士 柏崎法務事務所に依頼した経緯
5.医療法人から個人クリニックになるための手続き
6.医療法人から個人クリニックに移行したことによる3つのメリット
7.個人成りによるトラブルやデメリットは一切なし
8.行政書士 柏崎法務事務所のサポートについて


(奥村歯科医院について)  画像の説明

神戸市中央区の歯科医院。2022年10月、開業20周年を迎えた。
開業以来、自費診療に注力し、現在は、自費診療専門歯科医として医院を運営している。
常勤スタッフ2名、パート1名という小規模運営ながら、業績は堅調に推移している。


■ 行政書士 柏崎法務事務所への相談内容
  医療法人の個人成り



― 行政書士 柏崎法務事務所へのご相談内容をお話下さい。


私は、2021年6月、柏崎法務事務所に、医療法人の個人成りを相談しました。

所長の柏崎さんや秘書の方にサポートしていただき、
2022年3月、個人クリニックに戻ることができました。


-- 個人クリニックから法人化された時期をお話しください。


法人登記したのは2015年7月です。

法人化した理由は、クリニックを拡大するにあたり、
法律上の問題をクリアする必要があったからです。


当院は開業時、現在入居するビルの4階の一部を借りてスタートしました。

12年ぐらい経って、階下の同面積のテナントが空きましたので、
家主さんに相談して、そこもお借りしてクリニックを広げることにしました。


その際は、単にクリニックが広くなればいいと考えていたのですが、
当時の法律上、同一のビルと言えども

一旦エレベーターホールを出て他の部屋に移動するなら、
個別のクリニックとして届け出る必要がありました。


そうなると、複数のクリニックを持つことになります。

複数のクリニックを運営するとなると、
医療法人になる必要がありますので、仕方なく法人化しました。


■ 医療法人から個人クリニックに戻った理由
 「状況が変化して医療法人である理由がなくなりました」
                 (院長・奥村秀樹先生)



-- 医療法人から個人クリニックに戻られた理由をお話しください。

説明

スリム化の一環です。

法人化して間もなく、同一ビル内の2つのテナントは、
1つのクリニックとみなすというふうに法律が変り、
医療法人である必要がなくなりました。


また、その後、経営上の変遷がありまして、開業時からあった4階のクリニックを閉じて、

3階のみの1テナントに落ち着きましたので、ますます法人である必要がなくなりました。

小規模なのに、医療法人である必要は全くありません。


-- 具体的には、法人でいることで、どのような不都合があられたのでしょうか。


問題は、諸々の経費が負担になっていたことです。

またプールしてあるお金は、全て法人資産として管理され、
思った通りには使えませんでした。

法人化する前は、長年、個人クリニックでやってきましたので、
非常に不自由に感じていました。

医院規模を考慮しても、個人成りして、身軽になりたいと考えました。
今後、売上が伸びたとしても、法人化する気持ちはありません。



■ 県庁は「個人成は認めない」。
  さらに税理士と弁護士で割れた見解



-- 行政書士 柏崎法務事務所に相談されるまでの経緯をお話しください。


まずは県庁に相談に行きましたが、兵庫県は個人成りを認めていないと言われましたので、
顧問税理士と顧問弁護士に相談しましたが、いずれも、異なる見解でした。


(1)県庁の見解

兵庫県は医療法人の個人成りを認めていない。


(2)顧問税理士の見解

県庁が個人成りを認めていないため、簡単に個人成りはできない。

法人になりたい医院を探して法人を買ってもらい、
そこの分院になった上で消滅させるという方法しかない。


(3)顧問弁護士の見解

県庁に一方的に個人成りを拒否する権利はないため、個人成りは可能。

例えば役員会議で解散時期を決め、定款に書けば自動的に個人成りは可能。


以上、税理士、弁護士の見解を聞いても、
どちらの道を選べば良いのか確信は持てませんでした。

そこでWEB検索で調べてたどり着いたのが、柏崎法務事務所のホームページでした。


■ 行政書士 柏崎法務事務所に依頼した経緯
 「柏崎さん以外に個人成りをサポートしているところは
  見つかりませんでした」     (奥村先生)



-- 行政書士柏崎法務事務所のホームページ以外に、有益な情報はございませんでしたか。

説明

インターネットで調べてみても、
そういう仕事をお願いできるところは見つかりませんでした。

ましてやそういう書籍があるわけでもありませんし、
情報商材のようなものも全くありません。

そもそも可能かどうかも全くわかりませんでした。


しかし柏崎さんの事務所ではお願いできるという事でしたので、
興味深くホームページを拝見し、講演の音声データも購入して聞きました。

それが2019年の冬頃です。

本来なら、直接、伺って相談したかったのですが、
年が明けてコロナ禍に入ってしまったこともあり、動きづらくなってしまいました。


具体的に相談できたのは2021年に入ってからです。
私はできることなら法人化自体を避けたかった方なので、法律が変わり、

さらにクリニックも1つは閉めたとなれば、
これはもう戻るしかないということで、行動に移しました。



-- 遠方の方に相談することには不安はございませんでしたか。


書類上のやり取りですので地域は関係ないと思っています。
当院は、顧問弁護士も、東京の歯科を専門とする弁護士と契約しています。

物理的な距離よりも専門性が重要です。


-- ご相談の際、柏崎さんは、どのように回答されましたか。


顧問税理士と顧問弁護士が示した通り、医療法人の個人成りには2つの方法があるとした上で、

万が一のことを考えれば顧問税理士が提示した通り、
県庁の許可を得て、個人成りする方法を取った方が安全だとおっしゃいました。


その上で、出来れば法人をどなたかに買い取ってもらって、
私自身は個人に戻るという方法を取れば、

県庁の許可を得て手続きすることとなり、その後も良好な関係を保てます。

事業を継続する以上、保健所との関係は残りますので、
その方が安全だというアドバイスを頂きました。


また、手元にお金が残りますし、手続費用も賄えるというお話もいただきました。

もちろん売却するということは相手のあることですので、もし買い手が見つかれば売却する、
見つからなければ解散する、という方針を取ることとして、柏崎さんに依頼しました。


-- 法人を買い取ってもらって奥村先生は個人に戻るということは、法人格のみを売却するということですか。


そのとおりです。
通常、M&Aといった場合には、事業も全て売却します。

しかしM&Aとは違い、法人格のみを買い手の方に売却して、
私自身は個人に戻ってそのまま事業を継続するという方法です。

そういうやり方もあるんだなと思いましたね。


■ 医療法人から個人クリニックになるための手続き



-- ご依頼後は、スムーズに運びましたか。


売却先の候補は柏崎さんが半年弱で見つけて下さいました。
売却先は、歯科医の経営に関心を持たれていた東京の民間企業(株式会社)です。


私も顧問税理士を通じて探していましたが、見つかりませんでした。
当院の顧問税理士は、歯科医専門では西日本最大手の税理士事務所です。

それでも難しかったようですね。


-- 売却先が見つかったと連絡をいただいた際のお気持ちをお話しください。


売却先が見つかったと聞いて、「どうなるかわからないな」という不安感から解放されました。
あとは柏崎さんの指示に従って書類の準備をするだけです。

それまでは、どうなるのかなっていう不安はありましたが、
相手が決まって、個人成り出来る目処が立ち、安心しました。


-- 当初は、どれぐらいの期間を見込んでおられたのですか。


具体的には考えていませんでしたが、あまり時間がかかるようなら、
定款を書き換えて解散個人成りするしかなという話もしていました。

基本的には柏崎さんにお任せしていましたが、
長引かせても仕方がないので「そろそろ」と考えていた時に売却先が見つかりました。


-- 売却額はお聞きになりましたか。


はい。率直に申し上げて、予想以上の高額でした。
手数料程度かと思っていましたが、意外に感じるぐらいの金額でした。


-- 売却先が見つかって売却額が決まった後は、どのように進んだのですか。


売却先が決まった後は、以下、
柏崎さんからいただいた資料のようなスケジュールで進みました。

医療法人格譲渡のスケジュール

→上の画像をクリックすると拡大表示でご覧頂けます。



-- 「決算資料等の確認」とありますが、決算資料を外部の方に見せることに抵抗はございませんでしたか。


抵抗はありませんでした。

法人格の売買ですので、買い手が売り手の状況を確認したいという心理は理解できます。
見せられない決算書ではありませんし、抵抗はありませんでした。


それよりも、その後が不安でした。

2021年6月に具体的に動き始めて、2021年内の個人成りを目標にしていましたが、
結果的には2022年3月になりました。

買い手が見つかって個人成りの糸口が見つかった後は、
スムーズに進むのかと思っていたら、そこからが結構長引きました。

途中で買い手側の開業計画にもいくつか変更があって、
個人成りというゴールにいつたどり着けるのか不安になりました。


また、医療法人から個人に戻す最終段階で、本院と分院を併存させる時期がありました。

会計的な事も全然知らない、別のグループと一緒になるということも、
大変不安なところでした。

相手の方が悪意を持って臨まれれば、法人乗っ取りの可能性もあります。

当時、顧問税理士にも、「そもそも会計は分けてできるんですか」
という質問を何度もしました。

税理士からは「大丈夫です」というお返事でしたが、終わるまでは不安でした。


ただ終わってみれば、そういった不安は全くの杞憂でした。
何の問題もなく最終的には完了しました。


説明

「まだ医院を発展させられるご年齢での
個人成りは珍しいですね」

-柏崎行政書士-

補足いたしますと、今回の法人格売却に関しましては、
最終的に医療法人の社員と役員を総入れ替えする時期を
最終時期に持ってきました。


経営権が途中で乗っ取られないよう
テクニカルに保護させていただきましたので、

完全に譲渡するまでは先生が自由に
経営を意思決定できる事になっていました。

つまり、法律上、乗っ取りのリスクはありません。


また、実際に銀行口座の入出金に関しましても、
基本的には売り手と買い手の口座を明確に分けています。


今回のケースでは、現法人の入出金に関しましては、基本的には奥村先生が全て管理をしておられましたので、それに関しても特段リスクはありませんでした。

確認のためうかがいますが、法人の印鑑は先生が持たれておりましたでしょうか。

はい。最後まで私が持っておりました。
最終的に全ての口座が空っぽになった後に、法人の実印だけ渡しました。

そのため賃貸借契約など、買い手が実際に締結する契約に関しても、
私のもとに書類が郵送され、私が印鑑を押していました。

その期間は印鑑を押す手が疲れるぐらいに印鑑を押しまくりました。

-柏崎行政書士- 

先方から、実印の登録変更を行いたいという申し出があり、
手続き上、書類に押印する箇所があったかと思うのですが、
その点に関してはご不安を感じませんでしたか。

法人印鑑も実印ですので、登録変更するという事は、
会計上同一になるのと同じぐらい不安はありました。

しかし、どうしてもプロセス上必要という事でしたので、柏崎さんの指示に従いました。

-柏崎行政書士- 

本院の所在地を兵庫県から東京都に移す手続きも
実印の登録変更の時期でしたね。

本院の場所が変わると、法人の印鑑証明書が取れる印鑑カードも、
新しい本院の場所で取得する必要があります。


そのために印鑑カードを新しく作り直すことが必要となります。

歯科医の先生によっては、印鑑カードなど、実印関係の書類を作り変えて
別の方に持たれると結構不安になる方もおられます。


今回は手続き上必要でしたので手続きを行いましたが、
新しい印鑑カードの送付先を先生の住所に設定をさせていただいて、

この手続きが終わるまで印鑑カードを先生の方で保有していただくという事で、リスク回避をさせていただきました。


その他、日々の支出関係で買い手から、支出を法人の方で払ってほしいと言われた事はありましたか。

私の記憶では、そういうことはありませんでした。

-柏崎行政書士- 

おっしゃる通り、基本的にはありません。

仮にあった場合でも、銀行口座を1個作り、その口座で先方が入金をしていただいて、
自身の口座の方で出金関係を行うという事になるのが一般的です。



-- 一連の手続きを進める上で、リスクを感じられたことはございませんでしたか。


終わってみれば本当に何の事はなかったです。

途中はやきもきする思いもありましたが、結果的には、柏崎さんには道は見えていて、
私はその上を歩き終わっただけという感じでした。


医療法人格譲渡のリスク・失敗例 

→上の画像をクリックすると拡大表示でご覧頂けます。




-- 法人資産を個人資産に移す時は大変ではなかったですか。


会計上の整理に関しては担当税理士に一任しておりましたので、私の方は漏れがないかチェックするだけでした。


-- 個人クリニックに戻る手続きはどうされたのですか。


柏崎さんからメールで個人診療所の開設届けをPDFでお送りいただき、そのドキュメントで手続きを終えました。

クリニックを開設したり、閉じて1つにしたりする度に、何度も届け出をしていましたが、
この仕事から解放されるなという実感がやっと持てました。


-- 売却先からの譲渡金も無事にお支払いいただいたのですか。


途中で1度、半分いただいて、終わった時に残りをお支払いいただきました。

売却先側で出店計画が二転三転したわりに、
お支払いは非常にスムーズでしたので、逆に驚きました。


-- 法人の運営を引き継ぐための資料は、どのような形で引き渡されたのですか。


決算書類、税務申告書、役員変更届、定款など、
売却先が引き続き保管しなければならない資料は、

ひとまとめにして柏崎さんの秘書の方に送付しました。


実際の受け渡しも、代行していただきました。


■ 医療法人から個人クリニックに移行したことによる
  3つのメリット



― 法人の売却が完了した後、奥村先生のクリニックからは
  法人としての屋号がなくなりました。それから約1年が経ちましたが、
  医療法人から個人成りしたことによる変化をお話しください。



この1年間で個人クリニックに変わっただけではなく、組織自体をスリム化しましたので、
医療法人だった頃と比べると、いろいろと変わりました。

個人成りによる影響で言えば、一番大きいのは、やはり経費の節減ですね。
社会保険だけではなく、細かく言えば、税理士の報酬も法人と個人とでは倍近く違います。


月々発生する経費ですので勿体ないです。また厚生年金もなくなりましたので、
その分の負担も削減出来ました。


― 厚生年金から抜けたことによって、人材採用には影響はございませんでしたか。


在職中の従業員からも特に抵抗はありませんでした。

現在の事情をきちんと説明して理解してもらいました。


― 節税以外に、個人クリニックに戻られて良かったことはございますか。


<メリット1>

口座の種類を分けて管理する必要がなくなりましたので、負担は非常に軽くなりました。
税理士からもうるさく言われなくなりました。

経費に関しても、法人の時は宛名の記入など、厳しく指摘されていましたが、
個人の場合は融通が利きますので、気忙しさがなくなりました。


<メリット2>

また、法人では難しかった補助金や助成金が申請しやすくなったことも大きなメリットです。
助成金の種類によっては、かなり大きな額を補助してもらえるものがあるようです。

歯科の機材は高額化していますので、
そういう助成金をうまく活用していければと思っています。


<メリット3>

さらに消費税が2期免税になります。


― 個人成りをする際のメリットとしてよく挙げられるのが、
  退職金を早くもらえるというメリットですが、
  奥村先生は、どんなふうに感じられましたか。



確かに節税にはなりますね。

法人の口座にいくらお金があっても、
例えば、個人資産のように運用が出来ないという縛りがあります。

それも医療法人の難しさです。


法人の場合、その資産は自分のものであって、そうではありません。

80ぐらいまで現役を続けている歯科医は沢山いますが、
そんな歳になって退職金を沢山もらうというのもどうでしょう。

ずっと寝かせておくこともないと思いますので、40~50代で個人成りをすることで
退職金をもらうというのは良いスキームだと思います。


医療法人は何かと煩雑ですよね。
銀行口座のことにしても、支払いとかの帳票処理1つにしてもうるさいです。

逆に言うと、ドクター1人の歯科が医療法人になるメリットがあるのかと思います。


一般的には節税という話になってくると思いますが、分院展開するのでない限り、
医院の規模感と、医療法人が受ける制約とのバランスを考えると、
個人的にはあまりメリットはないように思います。

画像の説明

「秘書の方にもきめ細かい対応をしていただき、最後まで安心してお任せできました」
(左:奥村先生)


■ 個人成りによるトラブルやデメリットは一切なし



-- 個人成り後の約1年間、対外的な混乱はございませんか。


ほとんどありませんでした。

税金の納付書など、買い手側宛の郵便物が届いていましたが、
そのまま税理士に転送した記憶があります。

トラブルになることはありませんでした。

また、当院宛の郵便物が未だに法人名で来ることが何度かありましたが、
今はほとんどありません。


-- 個人に戻る際に、様々な名義変更があったと思います。
  名義変更で、大変だったことやデメリットを感じたことはありましたか。



役所の手続きは弊社で全て柏崎さんに代行していただきました。

その他は自身で行いましたが、特に大変だったことはございません。


-- クレジットカードの名義変更も問題はありませんでしたか。


もともと法人カードは作っていませんでしたので、問題はありませんでした。

法人カードを作るとなると、選択肢が限られます。

顧問税理士も個人カードで大丈夫だとおっしゃったので、
法人カードは作りませんでした。


-- 入居する物件の規約で個人は契約できないということをよく聞きます。


それはないですね。

元々個人で入居しましたので、今回も、名前を書き換えだけで済みました。


-- その他、事務的なトラブルはございませんでしたか。


特にありません。

柏崎さんの秘書の方がきちんと事細かに処理してくださいましたので、
トラブルはありませんでした。


-- これから法人から個人成りをされる方に対してアドバイスがあればお話し下さい。


ほとんど柏崎さんに全てお任せという感じでしたので、
私から言えることは特にありません。


ただ、売買の場合は相手ありきの事ですので、
やろうと思ってすぐに出来ることではありません。

個人成りを考えておられる方は、年単位の計画を描いて、
先回りして行動されることが重要なポイントではないかと思います。


今回、自身が経験してみて、基本的には法人から個人に戻ることは難しいという中で、
誰かに買っていただく方法が最もスムーズではないかと思います。

そうなると相手を探してもらわないといけません。
柏崎さんのように、買いたい人が集まってくる専門家に
依頼するのが一番だと思います。


また、私の場合、法人になった理由が非常にシンプルで、
クリニックの面積の問題だけでした。

しかし法人化される理由はクリニックによって多種多様だと思いますので、
個人成りをして本当にメリットが得られるのか、
冷静に考えられて判断されることが重要ではないかと思います。


■ 行政書士柏崎法務事務所のサポートについて



-- 行政書士柏崎法務事務所のサポートを受けたご感想をお話しください。


最初に柏崎さんとオンラインで打ち合わせをした後、
実際の事務作業を仕切って下さったのは秘書の方でしたが、
実にきめ細かにご配慮いただきました。

困った時に電話やメールで相談をしてもすぐに応じていただきました。
また書類も相当数やりとりさせていただく中で押印箇所が膨大な数に上りましたが、
きちんと付箋を貼ってスピーディに処理していただきました。

無事に個人成りも完了し、お二人には大変感謝いたしております。


-- 柏崎さんや秘書の方と、実際にお会いになられたことはありましたか。


いいえ。実際にお会いしたのはこのインタビューが初めてです。

それまでは一度も、お会いしたことがありませんでしたが、
不安になることはありませんでした。

地理的にも遠方ではありましたが、
安心してやりとりできました。


-- 行政書士 柏崎法務事務所を他の歯科医院にご紹介されるとしたら、どのようにご紹介いただけますか。。


行政書士を紹介するとすれば、目的ありきだと思いますので、私の場合、
どんな風に個人成りをしたのかと聞かれたら、そのままダイレクトにお話しするでしょうね。


「医療法人の個人成りだったら柏崎先生っていう人がいる」
ということでしかないなと思います。

柏崎さん以外にも沢山、そういう仕事をしている人がおられるなら
話は変わってくると思いますが、現実的には、私もそういう方は知りません。


正しい知識がないために、漠然と
「医療法人から個人クリニックに戻ることなんて出来ない」と思っている人は多いと思います。


法人から個人に戻ろうなんて思っている人も少ないかも知れません。
しかし、正しい情報に触れさえすれば、

「そんなできるんやったら戻りたい」っていう人はいるでしょうね。
つくづく、情報発信って大事だなと思います。



画像の説明

奥村歯科医院様、お忙しい中、有り難うございました。


※ 奥村歯科医院のWEBサイト
※ 取材・撮影 2023年4月

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